蓮華堂ブログ

バックナンバー:010年9月

数珠には如意宝珠のような除災招福の神力があるとされ、持っているだけで魔除けになるのです。また、もろもろの願いが叶いますようにと、昔から
数珠には、表からはロという字、裏からは十と読める「叶う結び」という
紐の結び方があります。信仰を深めていくには、まず何よりも念じることが大切なことなのです。

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数珠には、いったいどのような功徳があるのでしょうか。
廃仏毀釈の嵐が吹き荒れていた明治の頃、曹洞宗の管長だった西有穆山禅師は、馬車に一台もの数珠を買ってきて、出会う人ごとに「仏教を信じなれ。幸福を与え、身を護る数珠でござる」と、街頭伝道をしたそうです。

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数珠を持つときは、両手を合わせ、人差し指と親指の間にかけます。
そして、ふだん手に持つときは左の手首にかけます。
数珠は宗派によってもそのかたちが違います。一般の人たちは各宗派用の
一連の数珠を使うことが多いようです。

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数珠の珠の数は、108個が基本となっています。というのは、私たちの心が108にも動き、変わり、乱れるということからで、これを108煩悩といっています。しかし、実際私たちが使っている数珠の珠の数は、108以外にも、持ちやすいように半分の54、またその半分の27、108個にちなんだ18などいろいろな形式があります。珠には、親玉といわれ、房のついているT字型の穴のあいているものがあり、これが数珠の中心となります。丸く輪になっているのは、仏の心を私たちの心の中に通し、心が丸くすなおになることを意味しています。

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お仏壇に向かって礼拝するときや、お葬式、法事、お彼岸の墓参りのときに手にするのが、数珠(じゅず)です。“珠数”とも書き、念珠(ねんじゅ)とも呼びます。もともとは、念仏を唱える際に、何回唱えたかを数えるため一声ごとに一玉づつ繰って用いられていました。

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寿陵はもともと中国ではじまったものですが、日本でも「日本書紀」や
「聖徳太子伝暦」のなかで、今からおよそ1300年以上前に聖徳太子や
蘇我入鹿が生前に自分のお墓をつくったという記録が残っています。時代の流れから現在増加している寿陵も、案外、本来のお墓の姿に戻っているのかもしれません。

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また、お墓は課税の対象にはなりませんので、相続の際に相続税はかかり
ませんし、不動産取得税・固定資産税などもかかりません。親が寿陵墓を
造っておけば、相続の時に墓地代は除外することができるのです。
お墓だけでなく仏壇や礼拝物などは、高価なものでも税はかからないので、節税対策としてのメリットがあります。

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誰か身内が亡くなった時、「すぐにお墓を…」といっても、墓地の立地環境や交通の便などを考えていると意外に時間が掛かるものです。満足のいく
墓地を見つけることはそう簡単なことではありません。実際墓地を建てるにしても、石材の加工や工事期間を考えれば最低でも1カ月以上はかかってし
まいます。その意味で寿陵を建てておけば、いざというときでも「安心」
です。まず、何よりも後に残った家族への負担を軽減することができる
からです。

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寿陵墓の場合も、亡くなったあとに建てられたお墓と同じように墓前で
お坊さんに開眼(入魂)のお経を唱えていただき、魂を迎え入れることが
必要です。分家であっても開眼法要を行うことによってご先祖との絆が
生まれ、「先祖代々の墓」になります。
法要のいとなみ方については宗派によって異なりますので、事前に菩提寺に相談されたほうがよいでしょう。

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通常、墓石を建立したら、最初に墓石に魂を入れる「入魂式」を行います。お墓に限らず、仏像や仏壇、仏画、卒塔婆、位牌、石塔などはすべてこの
ような儀式を経てはじめて霊験ある存在になります。つまり魂を入れない
墓石はただの石にすぎないのです。

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