蓮華堂ブログ

バックナンバー:010年8月

墓地の購入は一般の土地の購入とは異なるものです。墓地の購入とは「永代使用権」の取得を意味するものだからです。「永代使用権」とは、子孫などがその墓地を継承する限りにおいて使用権が連続するというもので、継承者のいない墓地は、法律に定められた手続きによって墓地の運営者にもどされます。また、最近では有効期限付きの墓地もでき、それらの多くは契約の
期限を過ぎたり、最後に行った納骨から一定の期限が過ぎたら無緑化しないように納骨堂や永代供養墓に合祀されることになっています。

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立地環境で述べた通り、墓地は緑に囲まれ、静寂で陽当たりの良い場所に
あるのが理想的でしょう。その方が気持ちよく落ち着いて静かにお墓参りができるからです。しかし世の中にはこれとは別に、良い相の墓と悪い相の墓があり、良い相のお墓を建てると幸せになり、悪い相のお墓を建てると不幸になると考えている人もいます。これを墓相と言います。これを信じるか
信じないかは個人の自由ですが、あまり振り回されるのはどうかと思いますし、少なくとも仏教に墓相の良し悪しといった考え方はまったくない、
ということは言えます。

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墓地・霊園の管理体制は墓地を選ぶ際の重要なポイントの一つです。
水くみ場はきちんと用意されているのか、共用部分の管理・清掃は
行われているのかなどです。車でお墓参りに行くなら、駐車場は十分に
確保されているのかもチェックする必要があります。さらに、線香や花の
売場があるかなどのサービス面も選択条件に含まれるでしょう。
一般的に大規模な霊園ほど、サービス面はしっかりしていることが多い
でしょう。しかし、この場合、霊園と個人の関係は事務的なものになりがちです。小規模霊園や寺院墓地の場合には、霊園側と個人がある程度は親密な関係になることも期待できます。

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お墓参りに行きやすい場所を求めるなら、交通の便が良く、なるべく近い
場所にあるのが良い、と一般的には言えます。しかし、静寂を求めるという観点から考えると、都市の中心部に近いほど良いとは一概には言えません。何を重視するのか、便利さか環境か、良く考えてから選ぶことが大切で
しょう。

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墓地は緑に囲まれ、静寂で陽当たりの良い場所にあるのが理想的でしょう。その方が気持ちよく落ち着いて静かにお墓参りができるからです。
また、斜面に造営された霊園の場合は、傾斜の度合いなども考慮に入れる
必要があります。重要なのは、お参りのしやすい環境にあることだと
思われます。

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石材選びのポイントとしては、色合いや光沢、仕上がり時の気品などが重要とされています。しかし、石材の良否を見極めるのは一般の人には難しいと思われます。石材店に相談されるのが良いでしょう。石材の呼び名は地方やメーカーによって異なります。

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墓石に使われる石材にとって最も重要なのは耐久性です。つまり、風雨や
日差し、温度変化などに長い年月さらされても耐え得る材質がふさわしい
のです。そこで、伝統的に花崗岩(御影石)・安山岩・斑糲岩・閃緑岩などが使われてきました。同じ種類の石でも、産地などの違いによって値段は
さまざまです。また、国産の銘柄品は稀少なため高級品として扱われ、高値が付けられています。現在、使われている石材は、韓国・中国・インド・
アフリカ・スウェーデンなどからの輸入品であることが多いようです。

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お墓全体をリフォームするのではなく、ある部分だけを新しくすることも
可能です。例えば、墓碑だけを変更することや、香炉の形状を変えること、墓誌や塔婆立てを新たに加えることなどです。石に研磨をかけることに
よって墓碑も光沢をとりもどすこともできます。また、墓石に刻まれた
文字に着色して見やすくすることなどもよく行われています。

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どんなに頑丈につくられたお墓でも、時間の経過とともに石が傷ついたり
風雨の浸食で風化が生じたりします。また地震や地盤沈下などの天災に
よる狂いもおこります。こんな時には、お墓をリフォームすることも
できますので、石材店に相談されると良いでしょう。

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線香・ローソク・マッチ・手桶・柄杓・花や菓子などお参りに必要なもののほかに、ぞうきん・たわし・手ぬぐい・ほうき・ちりとり・バケツなど掃除をするための道具もお墓参りには必要です。こうした道具類は、お墓の
管理事務所などで貸してくれたり、販売している場合もありますので
出かける前に問い合わせてみて下さい。

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