蓮華堂ブログ

日蓮宗まめ知識 1

雨が降ったりやんだりの一日でした、tatuです。

小豆沢墓苑では在来仏教の一つ日蓮宗によるご法事も執り行えます。

宗祖は日蓮聖人で、ご本尊は大曼荼羅です。

教え
主だった日本仏教各宗派の中で、日本人宗祖の名前を冠して
宗派名にしているのは日蓮宗だけです。それだけ、宗祖日蓮聖人の
存在意義が教義に大きく反映しているのでしょう。
日蓮宗ではお釈迦さまの説かれた教えの中でも『法華経』こそが、
世の中を救う絶対最高の教えであるとします。その法華経を説かれた、
実際に歴史上に存在されたお釈迦さまは「久遠実成の本仏」が自身を
表した姿です。久遠実成の本仏とは、永遠の昔に悟りを開いた仏さま
という意味で、法華経も、本仏が経典として、実態を示したものなの
です。
法華経を日本に広宣流布した日蓮聖人の教説を通して法華経を理解し、
実践してゆくのが日蓮宗です。法華経は本仏の声そのものであり、
法華経の功徳すべてが「南無妙法蓮華経」の七文字にこめられていると
日蓮聖人は考えました。そこで、「法華経の内容をすべて信じ帰依する」
という意味の「南無妙法蓮華経」を唱えることを、何よりも重要な修行
としています。

投稿者:tatu | 投稿日:2010/05/20