蓮華堂ブログ

天台宗まめ知識 2

行楽日和です、tatuです。

小豆沢墓苑の清岸寺の宗派である浄土宗とお唱えする言葉
(南無阿弥陀仏)が同じである天台宗について、その2です。

よく読まれる経典は
『法華経』『大日経』『金剛経』『蘇悉地経』『梵網菩薩戒経』
『仁王般若経』『阿弥陀経』『観無量寿経』『無量寿経』 です。

総本山は、比叡山延暦寺(滋賀県大津市坂本本町)です。

教え
『妙法蓮華経(法華経)』こそ、仏陀の教えの究極を説いたものとします。
この法華経を中心に、菩薩戒・顕教・密教・禅法などを融合した総合仏教
といえます。これを「四宗相承」と言い、円・密・禅・戒、そして念仏を
法華経の精神で統合していこうというものです。
そして、すべての人、生物、存在には仏になる可能性があると教えて
います。天台宗宗憲には「天台宗は宗祖大師立教開示の本義に基づいて、
円教、密教、禅法、戒法、念仏等いずれも法華一乗の教意をもって融合し
これを実践する」とあります。

投稿者:tatu | 投稿日:2010/05/02