真宗大谷派まめ知識 3
とても暖かい一日でした、tatuです。
小豆沢墓苑の清岸寺の宗派浄土宗と同じ浄土系の宗派である
真宗大谷派についてその3です。
歴史
承安3年(1173)、親鸞聖人は京都に生まれ9歳で得度しました。
その後20年間に亘り比叡山で修行を続けますが、やがて比叡山の
仏教に絶望し、法然上人を訪ねます。そこで法然上人の専修念仏の
教えに帰依したのでした。
しかし、専修念仏が禁止され、越後に流罪。その後、親鸞聖人は
非僧非俗(僧に非ず俗に非ず)として「愚禿釈親鸞(ぐとくしゃく
しんらん)」と名告ります。流罪が許された後、妻子を伴って関東に
移り、約20年にわたり教えを広めます。
60歳を超えた頃、京都へ帰り、90歳で亡くなるまで盛んに執筆活動を
行い、同時に関東の門弟達へ手紙で教えを説きつづけました。
親鸞聖人の滅後、門弟の力により建てられた大谷廟堂(後の本願寺)は
次第に衰微してゆきますが、八代蓮如上人によって再興をはたします。
慶長7年(1602)、東本願寺は、西本願寺と分かれ、現在は親鸞聖人の
教えを聞く根本道場・真宗本廟として宗門人の帰依処となっています。
お内仏のお荘厳
御本尊・阿弥陀如来を中央に、その両脇に御脇掛(九字・十字の御名号
または親鸞聖人・蓮如上人の御影、及び側面に先祖代々の法名を奉安
します。法名は掛け軸にし、位牌は用いません。
投稿者:tatu | 投稿日:2010/04/29
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