蓮華堂ブログ

真宗大谷派まめ知識 2

どしゃ降りで寒い一日でした、tatuです。

小豆沢墓苑の清岸寺の宗派浄土宗と同じ浄土系の宗派である
真宗大谷派についてその2です。

教え
仏さまになるには、修行によって煩悩を断ち切り、善根を積むことが
必要である、とされてきました。しかし、それを続けてゆくのは誰でも
できることではないでしょう。
そこで、阿弥陀如来は、そのような善根を積むことが難しい者こそを
救いの対象にして、浄土を建立したのです。この、阿弥陀如来の建立した
浄土に生まれる道を説くのが真宗の教えです。
真宗では、「阿弥陀如来に帰依した時点で、誰でも仏になることが約束
される」としています。ですから、阿弥陀如来に帰依した後の念仏は
仏になるために称えるのではなく、仏になることが決まった感謝の表現
として称えるものなのです。自分の修行などによって極楽浄土へ往生しようとする「自力念仏」ではなく、阿弥陀如来を信じ感謝の心とともに称える「他力念仏」が真宗の念仏なのです。

親鸞聖人が大切にされた経典は『無量寿経(むりょうじゅきょう)』
『観無量寿経(かんむりょうじゅきょう)』『阿弥陀経(あみだきょう)』
です。

本山は真宗本廟(東本願寺)(京都市下京区鳥丸通七条上ル常葉町754)
です。

投稿者:tatu | 投稿日:2010/04/28