蓮華堂ブログ

浄土真宗本願寺派まめ知識 1

こんばんは、tatuです。

小豆沢墓苑の清岸寺の宗派浄土宗と同じ浄土系の宗派である
浄土真宗本願寺派についてです。

宗祖は見真大師親鸞聖人でご本尊は阿弥陀如来です。

教えは仏さまになるには、修行によって煩悩を断ち切り、
善根を積むことが必要である、とされてきました。
しかし、今の私達にとって、それを毎日続けてゆくのは
非常に難しいことなのではないでしょうか。
そこで、阿弥陀如来は私達のような者を救おうと誓い、
浄土を建立したのです。この、阿弥陀如来の建立した
浄土に生まれる道を説くのが浄土真宗の教えです。
阿弥陀如来は私達のような者こそを、救いの対象に
しているのだと説いているのです。
また、浄土真宗では、「阿弥陀如来に帰依すると決めた時点で、
誰でも仏になることが約束される」としています。
ですから、阿弥陀如来に帰依した後の念仏は仏になるために
唱えるのではなく、仏になれた感謝の表現として唱え
るものなのです。自分の修行などによって極楽浄土へ往生しようとする
「自力念仏」ではなく、阿弥陀如来を信じ感謝の心とともに唱える
「他力念仏」が浄土真宗の念仏なのです。

投稿者:tatu | 投稿日:2010/04/24