祥月命日と命日
私事、本日9月5日は、亡き祖父の祥月命日にあたります。
一昨年、二十七回忌を終えたのですが、回忌供養の大きな節目
とされる三十三回忌まであと4年。
当時小学生であった私が気がつけばアラフォーと呼ばれる世代、
時の流れは本当に早いものです。
お通夜の前日、久々に全員集合した、いとこ達とふざけて叔父に怒られた事を
思い出します。人生で初めて、人の死に触れた瞬間であり、当時はまだ人の死
という事が認識できていなかったのかもしれません。
お通夜、お葬儀と厳かな式が進んでいく中、子供心に理解したのか、急に悲しくなり
もっとお見舞いに行けば良かったなどと思い返されたことが懐かしく偲ばれます。
「祥月命日と命日の違いは?」とよくご質問を受けるのですが、
命日とは、往生した日(亡くなった日)の事をいいます。
祖父の例ですと、毎月5日が命日という事になります。
祥月命日とは、9月5日その月日が祥月命日となりますので、1年に一度
祥月命日がやってくるという事になります。
いずれにせよ、今日は祖父の思い出を記憶の底からすくい上げ、報恩感謝の
念を持って一日を過ごせたらと思います。
投稿者:rengedo | 投稿日:2009/09/05
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