カテゴリー:お墓・供養
お墓をきれいに保つ方法は、何といってもこまめにお手入れをすること
でしょう。霊園に対して定期的に管理料を納めているため、お墓の掃除は
霊園が行ってくれるものと勘違いされている方がいますが、管理料という
のは通路や休憩所など共用部分を管理・維持するためのもので、普通、
個々のお墓の掃除などは管理料に含まれていません。
墓誌
墓誌は、そのお墓に埋葬されている先祖の戒名・生年月日・没年月日などを刻むものです。最近のお墓にはほとんど付属しているようです。
墓誌板と台石の加工例も示してみました。石材は加工の仕方によって、
その雰囲気が変わってくるものです。墓誌板の加工法には、香箱加工、
アール加工、木瓜加工などがあります。台石の加工には、水垂れ加工、
亀腹加工と呼ばれるものなどがあります。
玉砂利
墓地内の石のない部分に敷き詰めるものです。様々な種類がありますので、
墓石の色との調和を考えて選ばれると良いでしょう。
外冊(境界石)
周囲との境界を分けるために墓地の回りを囲んだもので様々な形式が
あります。
また、隣に他の墓地がある場合と角地の場合では仕上げが違います。
お墓は墓碑を中心に、多くの付属品や装飾品で構成されています。
線香立て・花立て・水鉢・塔婆立て・墓誌・拝石・敷石・燈篭・門柱・
芝石・玉垣・割石・供物台・植木・名刺受け・物置台などです。
また、一般的な形式にとらわれない個性的なデザインの墓石を求める方も
増えてきました。この背景には家制度をもとにしていた墓地のあり方が、
個人を主体としたのものへと変化しているという事情があると考えられます。自由な形式を認める霊園などでは、故人の職業や趣味、宇宙観などを
表した意匠的な墓石を見ることもできます。
お墓のデザインにはさまざまありますが、最も標準的なのは「和式角柱型」
と呼ばれるものです。これは台石の上に竿石と呼ばれる塔状の石を立てた
ものです。また芝生の墓地などには「洋型墓石」と呼ばれる形式をよく
見かけます。洋型といっても、日本で造り出されたものですから、
和洋折衷型と考えることもできます。厚めの台石の上に、低く幅の広い石を載せた形をとります。
墓石の形や大きさに決まりはありませんので、原則的に、予算が許せば
自由に形を決めることができます。しかし、墓地には区画が定められて
いますので、その区画に収まる大きさということになります。また、
墓地によっては形式についてある程度の規制をしている場合もあります。
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