蓮華堂ブログ

カテゴリー:お墓・供養

お墓参りに行きやすい場所を求めるなら、交通の便が良く、なるべく近い
場所にあるのが良い、と一般的には言えます。しかし、静寂を求めるという観点から考えると、都市の中心部に近いほど良いとは一概には言えません。何を重視するのか、便利さか環境か、良く考えてから選ぶことが大切で
しょう。

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墓地は緑に囲まれ、静寂で陽当たりの良い場所にあるのが理想的でしょう。その方が気持ちよく落ち着いて静かにお墓参りができるからです。
また、斜面に造営された霊園の場合は、傾斜の度合いなども考慮に入れる
必要があります。重要なのは、お参りのしやすい環境にあることだと
思われます。

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石材選びのポイントとしては、色合いや光沢、仕上がり時の気品などが重要とされています。しかし、石材の良否を見極めるのは一般の人には難しいと思われます。石材店に相談されるのが良いでしょう。石材の呼び名は地方やメーカーによって異なります。

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墓石に使われる石材にとって最も重要なのは耐久性です。つまり、風雨や
日差し、温度変化などに長い年月さらされても耐え得る材質がふさわしい
のです。そこで、伝統的に花崗岩(御影石)・安山岩・斑糲岩・閃緑岩などが使われてきました。同じ種類の石でも、産地などの違いによって値段は
さまざまです。また、国産の銘柄品は稀少なため高級品として扱われ、高値が付けられています。現在、使われている石材は、韓国・中国・インド・
アフリカ・スウェーデンなどからの輸入品であることが多いようです。

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お墓全体をリフォームするのではなく、ある部分だけを新しくすることも
可能です。例えば、墓碑だけを変更することや、香炉の形状を変えること、墓誌や塔婆立てを新たに加えることなどです。石に研磨をかけることに
よって墓碑も光沢をとりもどすこともできます。また、墓石に刻まれた
文字に着色して見やすくすることなどもよく行われています。

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どんなに頑丈につくられたお墓でも、時間の経過とともに石が傷ついたり
風雨の浸食で風化が生じたりします。また地震や地盤沈下などの天災に
よる狂いもおこります。こんな時には、お墓をリフォームすることも
できますので、石材店に相談されると良いでしょう。

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線香・ローソク・マッチ・手桶・柄杓・花や菓子などお参りに必要なもののほかに、ぞうきん・たわし・手ぬぐい・ほうき・ちりとり・バケツなど掃除をするための道具もお墓参りには必要です。こうした道具類は、お墓の
管理事務所などで貸してくれたり、販売している場合もありますので
出かける前に問い合わせてみて下さい。

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お墓参りに行くのは一般的に、年忌法要や祥月命日、春秋のお彼岸とお盆
などくらいではないでしょうか。しかし多くの人は、お墓参りに行く度に
お墓の掃除をするのですから、なるべく多くお墓へお参りすれば、ご供養になるだけでなく、お墓をきれいに長持ちさせることにもなるのです。
機会を見つけて、なるべく頻繁にお墓参りに行くことが大切でしょう。
もし、年に一、二回しか行くことができないのであれば、その分心を込めてご供養するとともに、掃除も心をこめてしたいものです。

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墓石は、風雨にさらされているため、ほっておくとホコリなどが積もるだけでなく苔が生えてきます。これは墓石を劣化させるものです。
掃除の時には、ぞうきんやたわしなどで丹念に汚れを落としましょう。
そして、墓石を洗ったら必ず乾いた布で水分を拭き取っておきます。
雑草を抜いたり、積もった落ち葉などのゴミを取り除くことも忘れない
でください。丹念に掃除をすると墓石のひび割れにも気づきやすいもの
です。ひび割れはお墓を損なう原因になるかもしれませんので、早めに
墓石店に相談して適切な処置をお願いするようにしましょう。

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ですから、お墓参りに行ったら故人やご先祖様へ思いをはせる前に
まず、お墓をきれいに掃除することが必要です。その方が気持ち良く
お参りができるはずですし、それはお墓をきれいに長持ちさせることにも
つながるのです。

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