カテゴリー:お墓・供養
主にベトナム産で、沈香の一種です。香道では、沈香を6つに分類しますが、その中で伽羅は最も品位の高い香りとされています。
東南アジア全域で産出するジンチョウゲ科・アキラリア属の樹木に、長い年月をかけて蓄積された樹脂です。水に沈むので「沈香」とよばれています。
小豆沢墓苑前の道路が拡張され、中央線がひかれ、対面通行が安全にできるようになりました。
インド・インドネシアで多く産出され、インド南部産の良品質を「老山白檀」と呼びます。香料のほか、高級彫刻材として、仏像、念珠にも使用されています。
線香は「杉線香」と「匂い線香」にわけられます。杉線香は、杉の葉を原材料に作られ、お墓参り用の線香として主に使われます。匂い線香は、タブの木の樹皮を粉末にしたものをベースに、様々な香木、香料を調合して作られます。
燃え尽きるまでの時間が正確な線香は、仏事以外で、遊里の遊び時間を計るためにも使われました。寺院などでは、長尺線香とよばれる線香を使用し、お経を唱えたり坐禅を組んだりする時間を線香1本が燃え尽きるまでとしています。
線香をつくる技術は、江戸時代初期に中国から伝えられましたが、どのようにして伝えられたかに関しては諸説あります。五島一宮という人が中国・福建省からその製法を持ち帰り、長崎で線香をつくりはじめたとする説、堺の薬種商、小西弥十郎如清が朝鮮半島に渡り、線香の製造方法を習得して帰国した話しなどがあります。それまでの抹香より扱いが手軽なことから、瞬く間に全国に広がりました。
現在お香には、法事など焼香の際に使われる「抹香」「焼香」などと、日常生活で一般的に使われる「線香」がありますが、抹香や焼香は火種の扱いが面倒であること、高価なことなどを理由に、日常生活で使用する人は少ないようです。
お香は仏教の伝来とともに日本に持ち込まれたとされます。
754年に鑑真和尚の来日とともに煉香の手法が伝わると、お香は仏教儀式
のみに使われるという枠から離れ、香り自体を楽しむ、という文化に発展していきました。
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