「改葬って?」お墓の引越しのこと・・・? 「寿陵って?」
普段聞きなれないお墓の用語は、難しいですね。
ここでは、これらのお墓の用語を分かりやすく説明していきます。
※小豆沢墓苑では、これらの用語の全てに対応いたしております。
寿陵「じゅりょう」
生前にお墓を準備することをいいます。
生きているうちに建てるお墓のことをいいます。また、「寿墓(じゅぼ)」「寿塚(じゅつか)」「逆修墓(ぎゃくしゅう)墓」ともいわれます。
寿陵は、ここ数年で急激に増えてきました。民営墓地の新規申込者の4~5割が、生前にお墓を求める時代となってきました。
生前のうちに自分の眠るお墓を自分で選び、好み通り自由なお墓を建てることができるのと同時に、遺族の方への負担を軽減するという思いも込められているようです。
よく生前にお墓を建てると縁起が悪いなどと考えられがちですが、実はこの寿陵は、古来中国の「長寿を願い授かる」縁起のよい風習からきたものです。
仏教の教えにおいても生前に仏事を行なうことは、大変「功徳」の高い行い、善行とされてきました。また「生前戒名」を授かることも、同じように「長寿を願う」徳の高い行いとされます。
寿陵の場合も亡くなった後に建てられたお墓と同じように、〝墓石に魂を迎え入れる″「開眼法要」が必要です。墓前で僧侶が開眼(入魂)の儀式を行ない経てはじめて、拝む対象としての仏様やお墓としてカタチが変わります。