カテゴリー:お墓・供養
お墓はお参りをするからこそ価値があるもの。お参りにより便利な場所に
お墓を移したいと考えるのは自然な感情ともいえるでしょう。
少子化などの現象もあいまって、今後はさらに改葬をする人が増えるものと予想されます。
改葬とは、お墓の引越し(遺骨の引越し)のことを言います。都会で暮らしていて田舎にあるお墓のお参りができないとか、お墓の維持管理をする人がいなくなったといった理由で、お墓を移転する人が増えています。地方から都会へといったケースだけでなく、都会から地方へ、地方から地方へと、さまざまなケースがあるようです。
日本での、お香に関する最も古い記載は『日本書紀』にあります。それによると、推古三年(595)に淡路島に香木が漂着しました。人々はただの流木と思い、ほかの木と一緒に燃やしたところ、あまりによい香りがするので騒然となったそうです。
気をつけたいのは、線香に火をつける時、炎を口で吹き消してはいけないということです。人間の息は不浄なものとされていますの
で、手または、うちわなどであおいで消すようにしましょう。
お供えする線香の本数は宗派によって違いますが、日々のお参りでは必ずしも決まった本数の線香を供えなければならないわけではありません。大切なのは心をこめてお香を供えることで、本数はあまり問題ではないということです。
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